
岬に集う、
多様な表現
日本最東端・納沙布岬。ここは「地の果て」でありながら、世界への「入り口(ポータル)」でもある。PORTAL NEMUROは、その境界の地で展開される、自然・文化・芸術の融合体験です。
岬に集う、多様な表現
PORTAL NEMUROは、北海道根室市・納沙布岬を舞台に開催される現代博覧会です。日本で最も早く朝が訪れるこの場所は、単なる「最東端」という地理的な事実にとどまらず、海と陸、東と西、自然と人間、伝統と現代が交差する境界線としての意味を持っています。
本博覧会は、納沙布岬周辺で展開されるアートインスタレーション、ワークショップ、トークイベント、地域文化の紹介を通じて、根室の自然・文化・芸術を国内外に発信します。アイヌ文化を含む歴史的文脈と現代アートの実践が交差するプログラムは、この地でしか成立しない体験を提供します。
ローカルでありながらグローバルな視点を持つ。先進的な博覧会として、極東の表現を世界へ接続する「ポータル」として機能することを目指しています。
2025年7月12日 — 9月23日
北海道根室市・納沙布岬周辺

Cape Nosappu, Nemuro
日本最東端 — ここから新しい一日が始まる
「東」の果てが、
起点になる
日本で最も早く朝が訪れる場所。
そこは「終わり」ではなく、
新しい光が世界へと溢れ出る入り口である。
根室・納沙布の自然と文化、そして芸術が交差するとき、
極東の境界線は、世界とつながるポータルへと変わる。
ディレクターズメッセージ
PORTAL NEMURO 実行委員会
アーティスティック・ディレクター
納沙布岬に立つと、海の向こうに明日が見えます。 日本列島の最東端、この「境界の地」は、単なる地理上の終点ではありません。 太陽が最初に昇る場所として、新しい一日をこの国に運んでくる起点なのです。
私たちはこの土地の圧倒的な自然、アイヌ文化をはじめとする歴史、 そして現代アートを一つの場に集めました。 根室の風と光の中で、アートは壁に掛けられた作品ではなく、 大地と海と空の一部として立ち現れます。
PORTAL NEMUROは、ローカルな土地から世界へ向けて開かれた博覧会です。 最東端の境界線に立つとき、見える景色は日本だけでなく、 海の向こうにつながる地球全体です。 このポータルを通って、新しい視点と体験が行き交う。 その場を、ともにつくりたい。
THE EASTERNMOST EDGE BECOMES THE POINT OF DEPARTURE
境界の地を、数字で読む
北緯 — 日本最東端の岬
Cape Nosappu, the easternmost point of Japan
東経 — 大陸に最も近い海
Where the horizon meets the Pacific
本土最東端からゼロ
Zero distance from the edge of the nation
日本で最も早い夜明け
The earliest sunrise in Japan
構想から開催へ
最東端の岬で博覧会を開くという構想は、地域のアーティストと住民の対話から始まりました。境界の地がもつ象徴性を、表現の場として開くまでの歩み。
構想の萌芽
根室のアーティストと地域住民による「最東端から世界へ発信する博覧会」の構想が立ち上がる。納沙布岬という境界の地がもつ象徴性に着目。
実行委員会設立
PORTAL NEMURO実行委員会(仮称)が設立。国内外のキュレーター、アーティスト、地域文化団体との連携協定を締結。
プレイベント開催
本博覧会に先立ち、納沙布岬周辺でプレイベントを実施。現代アートのインスタレーションとアイヌ文化の伝統表現が初めて交差。
PORTAL NEMURO 開催
日本最東端の地にて、自然・文化・芸術を融合させた博覧会を正式開催。国内外からの来場者を迎え、極東の表現を世界へ接続する。

納沙布岬という場所
納沙布岬は、北海道根室半島の東端に位置する岬です。北方領土(歯舞群島)を望むこの地は、日本の「東の果て」としてだけでなく、冷戦期の緊張と平和の象徴としても知られてきました。
岬周辺には独自の生態系が広がり、春には海鳥の営巣地として賑わい、冬には流氷が接岸します。アイヌ文化の痕跡、明治以降の開拓史、そして北方領土問題の歴史が層をなすこの場所は、博覧会の舞台として圧倒的な文脈を提供します。
会場は岬の先端部だけでなく、周辺の旧跡、海岸線、地域の文化施設にまで広がります。来場者は歩を進めながら、自然と歴史と現代アートの交差点を体験することになります。
主要都市からのアクセス
- 中標津空港 — 車(レンタカー)(約1時間30分)根室駅経由で国道44号を東進
- 釧路空港 — 車(レンタカー)(約2時間30分)国道44号を根室方面へ直行
- 札幌市 — JR + 路線バス(約6時間)特急おおぞらで根室駅、バスで納沙布岬へ
- 根室駅 — 路線バス(約40分)納沙布岬行きバスで終点下車
日本最東端で、
世界への入り口を体験する
開催概要とアクセス方法を確認し、納沙布岬への旅を計画してください。境界の地で、自然・文化・芸術が交差する体験が待っています。